メンタル、、、に強い弱いはない。
私たちは人生の節目節目で「試練」に出会います。
例えば受験。企業の昇進試験。ありとあらゆるスポーツの競技会もそうですね。コンクールにオーディションなど、競争する場面はいくらでもあります。
また、就職・結婚や出産・育児に引っ越し、介護に病気やケガなど、変化をともなうライフイベントは、ある種の「試練」となりえます。
そして、これらに対応するにはスキルや能力だけでなく「メンタル」の大切さが伝えられてきました。メンタルが強くなければ勝てない・・・。そういう風に教えられてきたのは私だけではないと思います。
でも本当でしょうか?メンタル(精神)って見えますか?「そもそもメンタルに、強いも弱いもない」んじゃないかな?
個人個人で体つき(身長・体重・骨格など)が違うと同様、心の性質も違うのですから比べようがない。何がその人にとってメンタル的に良いのか?はその人しか分かりません。
ではなぜ競技で1位になる人と、そうでない人がいるかというと、
「どうしたいか」に関係するのではと思います。
むしろ「とっても勝ちたかったから勝てた」と、言い換えたほうがいいのでは?と思うのです。そのウォンツ(欲求)の強さに違いがあるのではないでしょうか?
メンタルシェイプすれば理想の人生に近づける
ちょっと難しい話かもしれませんが、臨床心理学者ロバート・エリス博士の「感情や行動のABC理論」が示しています。つまり、ある出来事(ここでは節目の試練)を人がどう捉えるかで結果が変わるのです。
ビリーフは思い込みとか信念とか訳せます。「こうあるべきだ」とか「これ無しではいられない」という強い意思のことです。このビリーフこそが、個々人の生き方や考え方の差異になっているのです。なのでここを変えれば、、、そう結果が変わるということですね。