毎日、性格や考え方の合わない上司と仕事をするのは辛いですね。
何をどう言おうと聞いてくれない。
丁寧な仕事をしても、完璧にこなしても、反応薄い。
部下の真摯な意見より、上層部のご機嫌が大事。
もっとひどいのは、仕事を押し付けてくるだけでなく、
うまくいけば自分の手柄で、
悪くいけば部下の不行き届き。
ウチの上司って……orz…
「ヤバイ上司」じゃん!
こんにちは。
パーソナルコーチ の福井明子(あっこ)です。
(そろそろ転職考えようかな?)
(でもまた同じ感じだったらどうしよう?)
(社会人として、人間関係で退職ってどうなの?)
あなたが今こんな風に悩んでるなら、それは当然ですよね。
私も数多くの上司とお仕事をさせてもらいながら、思ったのです。
彼らも人間。
やっぱりクセがあるし、短所も長所もある。
毎回「正解」を出せる人、完璧に指示できる人、ではないんだって。
それに、自分も同じかなー。人のこと言えないしと。
こんな風にヤワになれたのも年の功ですかね、、、
とはいえ毎日のことです。
今すぐなんとかあの上司を対処したい。
そんな方へ、今すぐできる対処法を書いてみました。
試してみてくださいね。
「上司が合わない」は本当なのか?

さて合わない上司に、今すぐできる対処法はこの3つです。
①一つでもいいので共通点・共通の敵を作る
②こちらから思ってることを話す。相手の考え方を知る。
③「やり方」を合わせる
まず前提なんですが、あなたがその上司、合わないと思ってる理由と、最初にそう思ったきっかけを思い出してください。
なぜか気に入らなくなったこと、改めて思い出したら、きっかけは小さいかもしれないですね。
またはもう思い出せないかもしれないです。
ですが、すでに長期間一緒にお仕事してるので、上司の人となり・印象はあなたの頭の中に、しっかりイメージとして定着しています。
実を言えば、上司が合わないわけではないんです。
この以前作ったイメージにあなたは反応しているのです。
なので毎日毎日、その上司がどんな状態であれ、あなたの反応は同じように習慣化しています。
要するに、「私は上司とは合わないんだ」と最初に決めてることになるんです。
だから結果として、全てにわたって嫌な点が目につくし、気に食わないんですね。
これに気づいたのは、私が2Weeksノート術というメール講座でご紹介している、脳の仕組みの勉強をもとにしてノートをつけだしてから分かりました。
その呪縛から逃れるために、先ほどの3つのやり方を見出したのです。
合わないなりにできること

では一つ目です。
「共通点か共通の敵を見つける」
これは王道なのですが即効性あると思います。
人は自分に似てる人が好きです。
逆にまったく異なる人には違和感を感じ遠ざけます。
共通の何かをもとに話題を保てば、
上司は少なくとも「嫌なやつレベル」にはいないことになりますね。
イメージが少しゆるみます。
特に共通の敵は使えます。
それは、例えば今日のお天気の悪さとか、好きなスポーツチームのライバルとかなんでもいいんです。
共通の敵に対して、お互いの感情が近ければ近いほど盛り上がりますよね!
注意するべきは、なるべく社外の人とか世の中のこととか、利害関係のないところで敵を見つけること。
うっかり悪口とか言ってしまい、それを上司が口を滑らしたとしたら、あなたの印象が悪くなりますので。。。
上司のちょっとした興味・関心に耳を澄ませてみてください。
私は独り身なんですが、上司のお子様の学校行事など話題を提供して、話の聞き役にはなっていました。
仕事オンリーの顔ではない「お母さん」の顔を持つ上司をみて、少しなごんだりしました。

2つ目ですが、すでに悪いイメージを持ってる相手に対して、防衛的な態度をとりつつあるのでしたら、これやってみてください。
こちらから思ってることを話す。相手の考え方を知る。
最初に自分の手の内を見せるようにします。
これは損しているようで、実はストレス軽減するはずです。
なぜなら、あなたは、上司の顔色とか言葉じりとか、細かいところが気になって意見を言えなくなってる可能性あるからです。
仕事を指示受けした時や、開始して間もなく、早いうちに自分の思ったことを伝えていけば、次も言いやすくなるんですね。
それに、一度自分の意見を言ったのですから、相手がどう思おうと、自分は仕事に真剣に取り組んでると見せられます。
その意見に上司が何を乗せてくるのか、好奇心を持って聞いてみてください。
「それ特に問題ないよ」なのか「いや、そうは思わない」なのか。
相手の考え方をきちんと把握していきます。
ここでも以前のイメージに踊らされないようにして、新たな気持ちで、仕事を動かすために話をしようとしましょう。
仕事は、全部自分に関わってきますので、他人事にしないようにしましょう。

最後に「やり方」を合わせます。
やり方であって、上司に合わせるのではありません。
もともと相性が合わないんです。
考え方も違うし、生き方が違う。
ですが相手は自分の上司で、役割上は合わせにいかないといけない。
なので「やり方」を合わせましょう。
上司の気に入ってる指示の受け方、仕事の回し方、報告のタイミング、などなど覚えていますか?
レポートは週に1回でいいのか、毎日なのか。
電子ファイルでいいのか、印刷かけて欲しいのか。
その人が仕事をやりやすいように気を遣ってあげるのも、関係性をよくする上で大事です。
案外こちらのやりたいようにやっていて、相手にとって「困ったちゃん」になってる可能性もありますので、対処してみてください。
まとめ

上司と合わないので毎日悩んでいる、仕事がうまくいかないあなたの今すぐできる対処法は、
①一つでもいいので共通点・共通の敵を作る
②こちらから思ってることを話す。相手の考え方を知る。
③「やり方」を合わせる
まずは、あなたの仕事が少しでもやりやすくなるためには、すでに定着した「ヤバイ上司」のイメージを取っ払うように心がけてみましょう。
私の経験上ですが、職場の人は家族より長く一緒にいる上、自分と合わない人の方が多いです。
だからといってシャットダウンし遠ざけるのは、自分とは異なった相手の知識や知恵さえも貰えなくなっていきます。
自分の人生を面白く豊かなものにしていくための、職場って実は、もってこいの練習の場になります。(しかもタダです)
3つの対処法、毎日一つでもいいので、トライしてみてくださいね。
それではまた次回。
最後までお読みいただきありがとうございました。
パーソナル”サードライフ”コーチ
あっこ