ご挨拶

初めまして。パーソナルコーチをしています福井明子と申します。
東京は世田谷区在住、昭和な古いアパートの1室で、
毎日ブログを書いたり、
ブックカフェで本を読んだり、
たまに散歩したり、
大好きなテレビドラマや映画を鑑賞しながら、
夜や土日はクライアントというお客様のお話を伺い、これからの人生・未来へのサポートをさせてもらっています。
今とても充実しています。
この生活に行き着くのに、私は50年以上かかりました。
「私のことなんか、誰もわかってくれない」
幼い頃からずっと自分のことは自分で解決するクセがついていました。
両親は大阪の下町で、祖父の創業した印刷工場を営み、弟が3人いて祖母や叔母たちと暮らす大家族です。
私は内向的で、不器用で、人一倍努力しないと普通のことができません。「お前はほんまアカンなぁ」と父母から言われる毎日。
とりあえず一生懸命勉強をし、大人の言うことを聞く。優等生でおとなしく、無口で手のかからない「いい子」でいることで周囲の邪魔にならないようにしていました。
そんな私に降りかかった不幸。
まずは小学校の頃の両親の不和。
母は離婚したいと実家に一度戻りましたが、幼い弟たちのために引き止まりました。なにが起こったかを理解するのに時間が掛かりましたが、「お母さん、毎日泣いてるんやったら離婚すればいいのに」と思ったのを覚えています。
そして17歳の頃の父の事業失敗と、生まれ育った土地や家を手放して、見知らぬ場所への引っ越し。
長年社長しかやったことのない父は就職先が決まらず、お酒を飲んで暴れます。
長年主婦しかやったことのない母は、居酒屋や町工場などアルバイトを掛け持ちし、くたくたになっていました。弟の1人は家出したまましばらく帰ってきませんでした。
私も夜間の大学に通いながら、毎日8時間ウェイトレスをして家計を支えましたが、なにも楽しいことがないまま20を迎えました。
ある日、借金の返済ができない私たちのアパートに、ズカズカと数人の男性が入ってきて、家具やテレビや、母の嫁入り道具だった桐のタンスに、差し押さえのシールを貼られてしまいました。
力が抜けました。
そして私と母はローン会社に電話をかけて謝罪し、毎月必ず返済すると約束しました。
「こんな家、早く出たい」
度重なる辛いことの集積で、私はいつしか誰にも心を見せず、また、父親を心から恨むようになっていました。
時はバブル時代。友人が海外旅行に行ったり、ブランド物のバッグを買って楽しそうにしている時、私は黙々と働いて働いて、たった1000円の口紅さえ買えないでいる。
まさに負からの出発でした。
お金を貯めよう。。。
そんな私のたった一つの夢がかなったのは、25歳の時です。アメリカに語学留学したのです。
そして、アメリカで、初めて私は人から「あなたの意見はなんですか?」と聞かれました。私が思っていることを人に伝えていいとOKがもらえたのです。ありのままでいいと認めてもらえたのです。
それは乾いた砂に水がスーッと吸収されるがごとく、私の閉じられた頭に心にも潤いを与えてくれました。
自分はあの大阪の実家にいる私じゃなくていい。自分の頭で考えていいし、人に伝えていいんだ。私の好きなように生きていいんだと感じました。
「一体なんのために生きているんだろう?」
でも日本に戻ってから、事態は逆行してしまいました。アメリカでの自由度が全くなくなり、カルチャーショックと実家で父親との喧嘩。自立しよう、一念発起して東京で翻訳家になろうと引っ越したものの、世の中は甘くない。1年で挫折しました。
年をとればとるほど、やりたいことではなく、できることに縛られて動けなくなります。企業で中堅の経理職スペシャリストとして、パワハラ・モラハラな上司の元、現場を一手に任され、後輩の面倒を見ることやプロジェクトの責任を持たされる中、自分の気持ちがどんどんと萎えて行く。年収は増えても、自分は一体なんのために生きているのか、意味を失い続けてきました。
48歳の時、新システムでの月次決算後の多忙な時期を過ぎたあたり、一切の感情が感じられなくなってしまいました。そこから2週間、ロボットのように食べて寝て仕事をしていました。うっすらと「もう死んでもいいかな」と思いました。
そして、偶然コーチングと出会ったのです。
それから私の現在までのストーリーが始まります。
私は生き返りました。
誰の助けも求めず貰えなかった私が、マイコーチや多くの仲間達、そして心の師匠たちに出会えました。
あなたがもし、それなりに毒親に育てられ、アダルト・チルドレンの傾向を示し、貧乏やパワハラなどを味わった私の過去と、似たような境遇で今の場所にいるのでしたら、
信じてほしいです。
あなたに必要なのは、誰かに話を聞いてもらうことです。
目一杯、思いのたけを語ることです。
そして自分を知って受け入れることです。
あなたはこの世にたった一人しかいません。
だから一生懸命あなたを生きて欲しいです。
このホームページと私のコーチングは、
あなたが生きる一つのツールになれます。
どうぞ楽しんで読んでください。
そしていつか私のコーチングを受けてみてください。
あなたとの出会いに感謝を込めて。
パーソナルコーチ福井明子
2021年10月更新
自己紹介動画をご覧ください。
※音声が出ますのでお気をつけてください。
福井明子の履歴書
大阪市出身 4人姉弟の長女 東京都在住 神戸市外国語大学第二英米科卒業
アメリカ在住2年半 バックパッカーで世界10カ国放浪3年 国内・外資系企業にて20数年の経理事務(最終的にシニア・アカウンタント)
2011年、精神的な落ち込みから救いを求めていたときコーチングと出会い、スクールに通い始めて180度人生が変わる体験をする。
2014年3月国際的な資格である「CPCC(米国CTI認定プロフェショナル・コーアクティブ・コーチ)」取得。

同年9月には10ヶ月にわたるCTIのリーダーシッププログラム修了。自分の存在意義を持ち、これから一生かけて、どのように社会に貢献できるのかを探索し始める。
2015年、脳科学や潜在意識の働き方を学んで、コーチングをよりわかりやすく伝えられるようになる。米国NLP協会認定の「マスタープラクティショナー」取得。

2016年、CTIジャパンのショートプログラム、対人コミュニケーション力を磨く「コーアクティブ®会話術」パート1とパート2、アソシエイツ認定される。
2017年5月、よく生きる研究所開催の、「本当の仕事ワークショップ」認定リーダーになる。
2018年から、大人が元気になるためのメールマガジン「毎日がパラダイムシフト」(現在「読むコーチング」)配信開始。
2019年3月Officeサードライフ(屋号)開業。個人事業主になる。6ヶ月スタンダードコーチング販売開始
→現在は3ヶ月以上の継続コーチングプログラム「サードライフ」コーチングプログラムに改名。
同年5月より、これまでの体験で効果的だったワークを集めて、「つながるシリーズ」という3タイプのオリジナルセミナーを作成し開催、好評を得る。
2020年5月、これまでの自分を変えてきた習慣やコツをまとめたメール講座「こころの筋トレ」で人生が大きく変わる2WEEKSノート術全7回販売開始(現在は更新のため一時停止中)
2021年3月、一般社団法人キャリア35認定の「セカンドキャリアアドバイザー」資格取得。
同年6月、セカンドキャリアアドバイスとパーソナルコーチングを取り入れた「本当の仕事ワークショップ online 1 on 1」販売開始。
同年9月、コーチングのミニ体験ができる「モヤモヤ思考を整理して一歩前進できる「4つのプロセス」体験講座」販売開始。
同年12月、目標設定のやり方を覆えす「9割の人が知らない がんばらなくても成果が出る 理想の人生の作り方セミナー」販売開始。
友人からは「明るい・話がおもしろい・元気が出る」と言われます。家族からは「しっかりしている長女なようで、頼りない」とも。よく宴会で司会をやってしまう張り切り屋です。
人情厚く涙もろいところと、思考型で好奇心満載なところ、場の空気をちゃんと読める繊細さと、あんまり気がきかない大雑把なところが共存しています。
クライアント数:
20代〜50代会社員(技術・営業・人事・経理)、コンサルタント、教師、大学職員など 約40名
セッション数:
有料・無料合わせて時間数600時間以上
コーチ紹介ページ 福井明子(あっこ)
http://www.thecoaches.co.jp/coach_profile/user/fukui_akiko/index.html
私から音声メッセージです。お時間あるとき聞いてください。