こんにちは
パーソナルコーチの福井明子(あっこ)です。
さて、今日はコミュニケーションの基礎の基礎をお伝えします。
前回「人間関係がよくなるコツ」と題してシリーズ物でブログを配信しました。
その最後に「番外編 人に好かれるには」を書いたのですが、その記事の補足をしようと思います。
今回はその中で少しお伝えした「共感」についての補足。
共感力とか言われるぐらい、
あるとないで関係性の最初の出だしから違ってきます。
想像してみてください。
あなたのことを斜め上から見ていたり、
へりくだって遠慮がちに近づいてこられたり、
相手がどうも上下関係とか利害関係でポジショニングする感じだと、仲良くなるとか腹を割って話すとか難しいでしょう?
でも少しでも打ち解けてきて、私の意見とか気持ちに共感してもらったら?
「あ、それわかりますよー」
その瞬間から(あ、この人いい人かも?)と思えませんか?
案外、人間関係、単純だったりします。
ただやっぱり共感したくても、なんか第一印象が悪いとか態度が横柄だなとかで、心理的に難しい時がありませんか?
もうすでに旧知の中で、いつも反発してくる人だったりすると、分かっていても共感できませんし。
でもここで魔法のヒントがあります。
その共感の手前で今日からすぐ使える
「ラポール」
についてご紹介します。
これで共感がとてもしやすくなりますので、最後まで読んでみてね。
ラポールとは
~以下引用~
主として2人の人の間にある相互信頼の関係。
すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。
(「コトバンク」より)
このラポールは「関係」とあるので、目に見えないものです。
そして、特に自分の好き嫌いが入りません。
時間的にもずっとやってる感じです。
ラポールがあると、コミュニケーションをとる相手の方に「話しやすい、親近感がある」と言われるようになります。
ラポールの築き方を知ってると、もっと楽に人と打ち解けます。
見ず知らずの人と話をすることが多い
営業の人や、
対人援助職の人たちには特におすすめです。
ではどうやるかというと、
実は呼吸を意識します。
相手の呼吸に自分の呼吸を合わせることから始めます。
呼吸してると、
自然と肩が上がり下がりしているのに気づきませんか?
鼻や胸が、膨らんだりしぼんだりしています。
相手のその動きやペースを図って、自分の呼吸を少しずつ合わせてみましょう。
同じペースで吸ったり吐いたりすると、
本当に「息があってきます」
(→仲がいいという意味ありますね^^)
これも、好きな人はやりやすいんですが、
苦手な人や親しくない人には難しいかもしれません。
顔をじっと見ることも苦痛でしょうし。
その場合にできるのは、
姿勢や手ぶり身振りをマネることです。
相手が手を組んでたら、こちらも組みます。
何かジェスチャーをしたら、
後追いで似たようなジェスチャーしてみてください。
もっと微細に遠くからでもできることは、
立ち方や座り方を同じようにします。
相手が立ってるなら座らずに立ちます。
相手が足を組んだら、自分も少し置いて組みます。
ここで気をつけてほしいのは、
相手に悟られないよう静かに行うことです。
あんまり大げさだと、
何をマネしてるんだと煙たがられるかもしれないです。
呼吸や姿勢などでラポールをしながら、共にいて調和するだけ。
相手の空間と自分の空間が混ざり合って行くのを試してみてください。
(想像で、その空間の色をだんだんと同じにしていく、などもいいでしょう)
さて、そのあとは、、、
ここまできてせっかく読んだあなた。
せっかくなので今日から実践してみてください。
ご自身で体験するのが一番ですから!
次回はラポールの応用について、
あっこの試してみた面白い事例をお伝えします。
それではまた
あっこ