こんにちは
パーソナルコーチの福井明子(あっこ)です。
さて、前回、
「自信とは、夢に向かっての努力と行動、しかもその量」
という話をしました。
今日はちょっと説明不足だったところをカバーしようと思います。
だってね、努力とか行動って、人に言われてもしょーがない。
やはり自分が納得していなかったら、分かっていてもできない部類のものなのだと思うんですよ。
それと、そもそも自信がないと夢なんて持てないわけですし。
矛盾だらけですよね、、、
ということで、
あっこの考える「公式」がこんな風にできました。
自信がある = 夢のための努力 x 行動
夢 = (想像したら)心がワクワク x やりたい衝動
想像力 = 制約のないまっさらな状態 x 自分への期待
そうなのです。
行動したいあなたに必要なのは「想像力」です。
結局はあなたの想像力が支えてくれると思います。
想像力は自由自在で制限を持ちません。
本当に好きに、あなたがあなたの未来を作れるスキルであり、心の中の場所です。
あなたの夢を作り、それに向かって行動するエネルギーも生み出してくれる。。。
そしてその心の中の場所は、
誰にも邪魔されないのです!
想像力ほど強力な武器はない
「自信がないんです」と下向きだった方へ、ぜひやって欲しいのが無茶でバカげた想像力を持つこと!
なぜなら無茶でバカげていればいるほど、
今とは全く異なる世界に行けるのですから、
自信がない世界の住人 ー> 自信がある世界の住人
この違いは大きいでしょう?
>そりゃそうだけど、、、
>そんなのできないよ
>バカなこというなよ
というあなたの中に声が出てきますか?
そんなお行儀のいい、良識のある「おジャマ虫」にはちょっと黙っててもらってください。
こんな風になりたい!
こんなんだったら生きてる甲斐がある!
と思わずニヤリとするような場面を想像してみてほしいです。
それでね、、、
ここまでなら単なる「オタク」な一人芝居で終わるわけです。
現実になってないんだから、さっきのおジャマ虫がこういうでしょう。。。
> いい夢みろよ(苦笑) <
悔しいかな、また元に戻って相変わらず「自信のない私」がいるんですよね?
想像力を働かせ「その先」へ行く
それでは、あっこの「特製スパイス」を振りかけることしましょう。
題して:想像力をどんな風にもてばいいのか?
あっこが大好きだった2018年のドラマに、
『おっさんずラブ』というのがありますが、
このドラマの中でのストーリーを
今日はお話しさせてください。
↓↓↓
不動産会社に勤務する主人公の春田さん。
ある日、たまたま中古物件の一軒家を探しにきたカップルが、
高校の後輩のカズとその婚約者のヒナさんだった。
(よし、カズたちにぴったりの家を見つけてあげたい!)
と、さっそく物件を案内し始めます。
カズは新人賞をとった若手小説家で、
ヒナさんはマラソン選手。
カズが小説の取材した時、たまたま出会ったという、全く違う世界の人間でした。
春田さんは張り切って2人を連れて手ごろな金額の家を次々と紹介するんですが、なかなか決まらない。
内見はこんな感じで無残にも中断するのです……
ヒナ「このキッチン、日差しが入ってきて体内時計にいいわー!
練習場にも近いし、いいですね!」
カズ「うん、でもこの家は書庫にできる部屋がないな。
僕、仕事の資料がたくさんあるので、部屋が狭いと困るんだよ」
また別の家では、、、
カズ「部屋が広い、クローゼットもたくさんある。
ここだと創作意欲湧くなあ~、ここにしようよ!」
ヒナ「うーん、でもお風呂が狭すぎる。練習後のお風呂って大事なのよ。これじゃ足が伸ばせないわ」
と互いに意見を曲げず主張します。
とうとう最後には「もういい!」とケンカ別れ。
頭を抱える春田さんにカズから電話があり、
“価値観が違いすぎて…もう家は諦めます。結婚もやめます”
「え、カズ、頼む!あと一軒だけ明日見に行こうよ!」
どうしよう、と責任を感じて落ち込んでると、
営業部長も周りも、
「物件探しで婚約取り消し、よくあることだよ」
と言ってくれるんですが……
そして翌日、春田さんは最後の手段として、カップルを「売地」と看板が立っている家が建っていない一画に連れていくのです。
びっくりする2人に彼は頭を下げて言います。
「ごめんなさい!2人の希望にピッタリの条件の家は見つかりませんでした!」
「でもね、カズ、ヒナさん、
もう一度、一から考えてくれないかな?
これまではサ、それぞれの生活から必要だったものを言ってくれてたんだけど、これからは『2人のこれからの生活にとって』必要な条件を教えてくれないかな?
ふたりで生活をする、ふたりの家の・・・」
春田さんの言葉に気づいたカズとヒナさん。
思い直して「いずれ子供5人は欲しい!」「え?5人?」
と笑いあいながら話し始めたのでした。
「あなたの夢」は現状ではないという事実
長々とドラマのストーリーを読んでいただき、ありがとうございました。
カップルの価値観の相違とか「あるある」な題材だけど、本当はそこじゃないんだよと教えてくれて、私は大いに示唆を受けました。
つまり、大切なのは想像力なのだと。
私たちの夢や願いが叶えられないのは、実は「その先」まで想像していないからではないでしょうか?
現実の範疇でしか考えていないからではないでしょうか?
現実はこうだから、あれぐらいだろーとか。
私の、彼の、あの人の能力はスキルはこうだから、こんなもんだろーとか。
枠組みを超えていないんですよね。
残念ながら、同じメガネで物を見ていても同じにしか見えません。
夢を持ちたいなら、まずそのメガネをかけかえないといけないわけです。
夢の視力にあったメガネにしないと見えません。
現状からしか見えていないから「無理だよ、自信がない」となる。
先ほどのドラマでは、カップルはそれぞれの現在の生活しか見えてなかった。
なのでぶつかり合い、一度は結婚をやめようとしました。
でも、目線を変えて2人が作る「未来の家庭」を想像したら?
出てくる出てくる、ワクワクする家の間取りや内装、理想の生活。
枠を超えたらそこは「未開の土地」なんですから、好きにできるんですね。
「あなたの夢」は一歩向こう側にある
もしあなたの悩みや課題が「仕事」だったら、理想とする仕事と、それを毎日やっている自分の日常はどんなもの?
それが「人間関係(家族)」なら、その人たちとどんなふうになっている自分がいて、毎日どんな風に過ごしていますか?
「貯蓄」とか「経済問題」なら、すでに貯蓄できていたりうまく資金が回ってるなら、それを気にせず生きている状態はどんなもの?
「健康」もしかり。
「婚活」もしかり。
「転居」もしかり。
全く違う条件で生きてるあなたは、一体どんな人になってますか?
自信とは夢のためにする努力と行動、そしてその量。
そしてその夢はいつだって自分で作れます。
なので想像することから始めましょうか。
しかも目線を変えていきましょう。
あなたがこれから時間をとって、本当の意味で努力や行動をするために、大いに楽しんで想像してみてください。
その夢のために今日から小さな一歩、動いてください。
ではまた来年2021年のブログでお会いしましょ。
次回をお楽しみに。